
歯医者に1年以上いかれていない方は、検診をお勧めします。
痛みがなくても、むし歯や歯周病になっている可能性があります。健診ではレントゲンによる診断、歯周病の検査、歯科衛生士によるブラッシング指導、歯石の除去等の口腔内清掃を行っていきます。また、治療後のメンテナンスを継続していくことが大切です。
歯科でいわれる歯を治すということは、むし歯をとって詰め物や被せ物等、人工のものにおきかえていることになります。見た目は治ったと思えますが、むし歯や歯周病の原因となる細菌は常にお口の中にいますので、環境が悪くなれば、土台となっている歯はむし歯や歯周病になってしまいます。定期的にメンテナンスを行っていくことで、このリスクを減らしお口の健康を維持していくことができます。
当院では月1回のメンテナンスを勧めています。
時間の都合がつきにくい方も、半年ごとの検診を勧めています。
お口のクリーニング
歯垢や歯石を除去フッ素の塗布
歯を強化するシーラント
汚れがたまりやすいブラッシング指導
自宅でのブラッシングみやじ歯科医院ではルーペを使ってむし歯の治療を行っています。現在の治療ではルーペを使用しての治療はもはや必要不可欠となっております。その中でも当院で使用しているルーペはサージテルの最高倍率である10倍視野を使用しています。裸眼と比べて細かいところまでみえるのでむし歯の取り残しを防ぐことができます。また、必要以上の切削を防ぐことができます。
歯の根っこの治療をするときは、ラバーダムという器具を使っています。これは、ゴム素材でできた、治療箇所以外をカバーするマスクのような道具です。治療するときにこれを使うことで、口の中の汚れや細菌が根管に侵入するのを防いでくれます。
お口の中は細菌だらけです。根っこは細菌に感染すると症状が悪化する恐れがあります。ラバーダムを使うことで清潔に保ち、再発のリスクを軽減させています。
歯周病とは歯を支える骨や歯茎などの歯周組織が歯周病菌に侵される感染症です。日本人の約7割が歯周病だと言われています。初期には目立った症状がなく、ゆっくりと進行するため、「静かな病気(サイレントディジーズ)」とも呼ばれています。
歯周病を自覚するのは日常の生活に影響が出てからが多いようです。「歯が動いて食事がとれない」「歯並びが変わってしまった」 「うまく発音できない」などこの時はすでに重度の歯周病の状態で治療が難しく、時間もかかります。
歯周病の自覚がなくても定期的に検診を受け、早期に治療を受けることが大切です。
口の中には700種類ともいわれる細菌がおり、その中に含まれる歯周病菌は、歯の周囲にプラーク(歯垢)いわゆる「歯くそ」を作り出します。ブラッシングの不良により、プラークの層が厚くなり、歯と歯茎の間にプラークの中の細菌が潜り込んでいきます。
歯周病菌の侵入により、歯茎の炎症がおこり赤く腫れ出血します。プラーク、歯石(プラークの塊)の除去など適切なケアで炎症は収まります。
歯肉がむずがゆかったり触るとぷよぷよします。歯肉の内側では歯を支える骨が溶け始めます。プラークや歯石の除去だけでは回復が難しく、手術を行うこともあります。
骨の吸収が進み、歯のぐらつきがあります。プラークや歯石の除去、 手術など様々な方法で治療を行いますが、抜歯になることもあります。
歯周病によって壊された骨を再生する治療法です。
当院では「エムドゲイン法」による治療を行います。 エムドゲインとは、ブタの歯周組織から作り出されたゲル状のたんぱく質です。手術時に露出した歯根表面と吸収した骨に塗ります。エムドゲインのたんぱく質が歯根部の細胞に働きかけ、骨を再生します。
※ ストローマン社HPより引用
歯科治療が初めてのお子さんは、まずは治療になれるところから始めていきます。歯ブラシをあてるところから、使用する器材の音等になれていくようにすすめていきます。治療ができる年齢としては4歳ぐらいからになるので、歯が生えた頃から、健診を行いむし歯にならないように注意していく必要があります。
どうしてもなれない場合も、回数を重ねることで少しずつ治療ができるようになります。治療への恐怖心は大人になってもあるものなので、無理せずに「今日は3秒がんばってみようか」などと声かけしながら治療していきます。
みやじ歯科医院では、小児矯正も行っています。詳しい料金は下記よりご覧ください。
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